スピリチュアル用語の1つである「ツインレイ」。
魂の片割れとも呼ばれ、運命の相手を指す言葉です。
前世で1つだった魂が2つに分かれ、その魂を再び1つにするために現世で出会うと言われています。
魂を再び1つにすることを「統合」と呼び、統合するためにはたくさんの試練を乗り越えなければならないとされています。
その中でも1番厳しい試練と言われているのが「サイレント期間」と呼ばれる、2人が離れ離れになる期間なのですが、そのサイレント期間は、ツインレイの2人がそれぞれ逃げる側と追う側の役割を与えられ、迎えます。
逃げる側を「ランナー」、追う側を「チェイサー」と呼び、多くの場合男性がランナーになるとされています(逆転する場合もあり)。
そして、ランナーになると「価値観の崩壊」「精神の崩壊」「現実の崩壊」を起こし心身ともにボロボロになります。
チェイサー側からすると、自分から離れていったのにボロボロになるのはなぜ?と疑問が浮かびます。
そこで今回は、「ツインレイのランナーに崩壊が起こる理由」について6つの項目にわけて解説しました。
理由を把握するとランナーの気持ちがわかり、現実を受け止めやすくなります。
ランナーがボロボロになる理由を知りたいと思っている方、ランナーの気持ちを理解したい方は、ぜひ記事を読んでいってくださいね!
これまでの恋愛と違うから
ランナーはツインレイに出会い強い衝撃を受けます。
これまで経験したことのないような大きな愛情やときめき、強い嫉妬心を抱きます。
そんな特別な相手であるチェイサーを、奪われたくない失いたくないと強く感じた結果、その感情は「恐怖心」へと形を変え、ランナーの精神を削っていきます。
嫉妬や恐怖に襲われてしまうのは、魂が未熟であることが原因のため、もっと魂を成長させる必要があります。
しかし、ツインレイとの出会いや関係は、今までの恋愛と比べ物にならないほどランナーの心を動かすのです。
良くも悪くも感情が豊かになり、時に自分でコントロールができなくなるほどの感情の揺れを体験します。
喜んだり悲しんだり、幸せに包まれたり苦しさに悶えたり。
そんなジェットコースターのような感情の揺れを何度も経験し、制御できない自分に腹立たしさを感じたりしているうちに、心もカラダも疲れ切ってしまうのです。
ランナーの頭の中は「ツインレイを失いたくない」「ツインレイに嫌われたくない」そんな思いでいっぱいなため、”ツインレイを失いそうな自分”や”ツインレイに嫌われそうな自分”を許せず、自分を責めているうちに、崩壊を起こしてしまうのですね。
スピリチュアル耐性が弱いから
前述した通り、ランナーは男性がなる可能性が高いです。
そして男性は、女性よりもスピリチュアルに免疫がなく、現実的な考えを持っている方が多いです。
そのためスピリチュアルなサインに気づきにくく、ツインレイを自覚するのも遅くなるため、魂の成長が女性に比べて遅くなります。
心の準備や魂が未熟な状態でツインレイに出会うと、今までの価値観が通用しなくなり、その結果、心が混乱し精神的に不安定になりやすいと考えられているのです。
理解が追いつかないため、崩壊が起こるのですね。
魂を成長させたいから
ツインレイの2人にとって最大の試練とも言えるサイレント期間中には、基本的にチェイサーが先に覚醒を迎え、それが魂の共鳴によってランナーに伝わり、連動するように覚醒を起こすのが一般的です。
しかしチェイサーの覚醒がランナーに伝わる時、ランナーが試練を乗り越えていない状態では覚醒を迎えることができません。
そこで魂は、ランナーを覚醒させるために、本来穏やかに進むはずの目覚めを一気に覚醒させようとします。
その結果起こるのが崩壊です。
これまでの価値観や概念を一旦すべて崩壊させ、新しい価値観を手に入れさせようと魂が動いているのですね。
また、ランナーは男性がなることが多いですが、男性の場合「女性性(受容力や直感力など)」を目覚めさせることがツインレイの統合には欠かせません。
魂が、ランナーに女性性を目覚めさせようとした結果、やはり崩壊が起こるのです。
無償の愛に気づかせたいから
ツインレイの統合では最終的に、2人が「無償の愛」に気付いていくこととなります。
無償の愛とは、見返りを求めずに相手のことを想う気持ちのことを指します。
ツインレイとの間には、駆け引きなし・損得勘定なしの無償の愛が存在していることを認識させるために、崩壊は起こるのです。
無償の愛に気づくためには、ランナーが「後悔」に襲われる必要があります。
チェイサーの重要性や必要性を改めて理解し、次のステップに進むために、敢えて精神を崩壊させ後悔の念に襲わせているのです。
たとえランナーが一方的に離れてサイレント期間に突入していたとしても、チェイサーはずっと変わらずランナーを想い続けています。
そのことに気付いた時、ランナーは無償の愛を知り、魂のレベルアップを叶えていくのです。
本来の自分を取り戻させたいから
ツインレイと出会ったランナーは、大きな衝撃を受け、価値観がガラリと変わったことで、自信をなくしたり、自分を見失ったりします。
そんなランナーに本来の自分を取り戻させるためにも崩壊が起こります。
自分自身のネガティブな面や不足している面に目を向けさせ、受け入れさせ、魂の成長を促しているのです。
一度すべてが崩壊し、失い、まっさらになることで、ツインレイに愛されていることを自覚できるようになっていきます。
愛されているという実感こそが、ランナーの自信を取り戻すことに繋がり、ランナーが本来の自分に戻るために必要なことなのです。
荒療治のようにも感じますが、ランナーにとって必要だからこそ、崩壊は起きているのですね。
前世のカルマを解消させたいから
ツインレイの2人には、それぞれ「カルマの解消」という課題が与えられます。
ランナーにはランナーのカルマがあり、そのカルマを解消することが統合には欠かせないのです。
カルマとは、過去世で行ってきた良いこと悪いことの報いのことを指し、現世で感じているネガティブな感情は、このカルマが関係し抱えていると考えられています。
このカルマを解消し、悲しみや苦しみを浄化するためには崩壊は避けて通れないのです。
今まで目を背けてきたことに目を向けさせるために、崩壊が起き、ランナーに気づかせようとしているのですね。
まとめ
ツインレイのランナーに崩壊が起こる理由が「これまでの恋愛と違うから」「スピリチュアル耐性が弱いから」「魂を成長させたいから」「無償の愛に気づかせたいから」「本来の自分を取り戻させたいから」「前世のカルマを解消させたいから」であることがわかりましたね。
どの理由にも共通して言えるのは「ランナーのため」ということ。
ランナーが気付き成長しチェイサーの元に戻るために、必要だからこそ崩壊は起きるのです。
崩壊という試練を乗り越えた先に、ツインレイ統合が待っています。
ランナーにはランナーの苦しみが、チェイサーにはチェイサーの苦しみがありますが、お二人が本物のツインレイ同士であるならば、その苦しみは必ず乗り越えられます。
屈せずに頑張ってくださいね。
あなたとお相手が良い関係を築いていけますように!