ツインレイとはスピリチュアル用語の1つで、魂の片割れを意味します。
前世で1つだった魂が2つに分かれ、再統合するために現世で出会います。
ツインレイは「運命の相手」と言われることも多く、その言葉の通り、この世にたった1人しかいない特別な存在なのです。
そんなツインレイは、魂を統合させるまでに様々な試練を乗り越える必要があります。
その中でも「最大の試練」といわれる”サイレント期間”は、厳しく苦しい時間が続くため、途中で統合を諦めてしまうカップルも生み出します。
サイレント期間中には「ランナー」と「チェイサー」という役割がそれぞれに与えられ、一般的には男性がランナー、女性がチェイサーとなります。
ランナーは”逃げる者”を意味し、相手女性から距離をとったり拒絶するという特徴があります。
一方チェイサーは”追う者”を意味し、相手男性を思い続け追いかけるという特徴があります。
基本的に2人ともがランナー、もしくはチェイサーになることはありません。
男性がランナーであれば女性は必然的にチェイサーとなるのです。
もしも2人ともがランナー、もしくはチェイサーなのだとしたら、2人はツインレイ同士ではない可能性が高いと言えるでしょう。
前述した通り、男性がランナー、女性がチェイサーとなりやすいこのツインレイという関係ですが、稀にこの役割が逆転することがあります。
出逢ったときから「男性がチェイサーで女性がランナー」ということもあれば、途中で入れ替わることもあります。
そこで今回は、「ランナーとチェイサーが入れ替わる理由」を4つの項目に分けてまとめました。
「自分たちの関係は稀なパターンかも?」と思っている人や、「どうして入れ替わったの?」と感じている人は、ぜひこの記事を読み進めてくださいね!
理由1|魂の成長に必要だから
ツインレイのランナーとチェイサーが入れ替わる理由の1つとして、統合のために必要であると魂が判断したから、というものが挙げられます。
サイレント期間には、ありのままの自分を受け入れることや執着を手放すこと、無償の愛を知ることなど、様々な使命が課せられますが、一方の役割・使命を果たした時「この人にはもう一方の役割も経験する必要がある」と魂が判断することがあるのです。
一方の使命を果たしていない場合でも、魂が「この人はこの試練を乗り越える必要がある」と判断した試練が立ちはだかるようにできているため、通常とは逆の役割が与えられることがあるということです。
ランナーになってもチェイサーになっても、常に「自分は何をすべきなのか」「何故この試練が用意されたのか」を考えて行動できるようにしたいですね。
理由2|男性性や女性性が偏っているから
ツインレイとは、もともと同じ魂だった者同士。
つまり2人で1つの存在なのです。
そのため、それぞれが持っているものを持ち合うと、ちょうどいいバランスが取れるようになる関係。
どちらかが男性性が強ければ、もう1人は女性性が強いという関係で、足して100になる感覚。
そして、通常「男性は男性性が強い」という状況になるのですが、人間には様々な性格が存在しており「女性っぽい男性」や「男性っぽい女性」も存在することになります。
このような理由から、ランナーとチェイサーが入れ替わるという現象が起きるのです。
理由3|魂レベルが低いから
ツインレイ男性と比べて、ツインレイ女性の魂レベルが低い時にも、入れ替わりが生じます。
魂の成長速度やレベルに大きな差がある時、女性が男性の成長についていくことが困難となり、女性が2人の運命から逃げ出してしまうことがあるのです。
女性が逃げ出す、つまり女性がランナーになるというのは、上記のような理由があるのです。
その場合、女性ランナーは、相手が嫌いになって離れたわけではなく、愛が大きすぎたり不安が大きすぎたために逃げ出しているので、後に大きな後悔や葛藤と闘うことになります。
理由4|カルマが邪魔をしているから
自分や相手が、前世からのカルマやトラウマを抱えている場合にも、ランナーとチェイサーが入れ替わります。
カルマとは、過去の人生における行為の結果として、現世や未来の人生に影響を与えると考えられている因果応報の法則のことを指し、現世で解消しない限り来世でも同じ試練が与えられると考えられています。
そんなカルマやトラウマが原因で、ツインレイ相手から与えられる純粋な愛情や無償の愛を素直に受け取ることができない状態である場合、ランナーとチェイサーの役割が逆転するのです。
カルマやトラウマは、魂の統合において邪魔なもの。
それらを解消し克服するために、逆の役割が与えられたのだと考えてよいでしょう。
まとめ
ツインレイ関係におけるランナーとチェイサーが入れ替わる理由は「魂の成長に必要だから」「男性性や女性性が偏っているから」「魂レベルが低いから」「カルマが邪魔をしているから」であることがわかりましたね。
逆の役割が課せられたということは、逆の役割の使命を果たす必要があるということ。
お互いに自分の役目を理解して、果たすように努力を続ければ、ランナーとチェイサーが逆転していても問題なく統合まで進むことができます。
自分が乗り越えるべき壁は何なのかを考え、お2人の形で統合を目指していってくださいね。
あなたとお相手が良い関係を築いていけますように!